問題への取り組みはチームで行うもの

Franziska KunzとKistler – サクセスストーリーは、14年前、キスラーの前進となるPräzisions-Messtechnik Baewert GmbHの営業チームにFranziskaが加わった2006年に始まりました。初日から、Franziskaは、様々な職に携わる人々と接する世界市場を相手にした多様性にあふれる仕事に感化されました。

自身の第一子が誕生した2012年、奇しくも会社がキスラーに売却され、Franziska Kunzは大きな課題に直面していました。というのも、以前の会社のCEOとは、産休後マネージャーとして復帰することを口頭で約束を交わしただけ、そのため書面による合意書なしで、新たな会社の社長に面接することになりました。もちろん、明確な目標を携えて。キスラーのCEOであるRolf Sondereggerは面接に快く応諾。Franziskaは夫と子どもを車に乗せ、8時間をかけてCEOとの面接にWinterthurまで出かけました。子どもへの授乳の休憩を挟みつつ面接を進め、二人はお互いが納得できる結論に至りました。月日が経った今、Franziska Kunzは次のように言います。「当時の状況は今でも忘れられません。」

仕事を始めた当初から、FranziskaはキスラーのMeerane工場の従業員から支持を得ていました。Franziskaは苦労をせずに6年前に管理職に就いたわけではありません。本人が汗水を垂らしてトップに上がるため、常に努力を惜しまなかったからです。Franziskaとキスラーにはほかにどのような共通点があるのでしょうか?キスラーは、チームワークこそ、成功に必要なものだと考えています。そしてFranziskaが最も大事にしているのは柔軟性。自身のケーブル製造の専門家チームはこのことを高く評価しています。Meeraneは大きくありません。従業員の子どもたちは保育園や幼稚園に一緒に通っており、お互いに顔見知りになっているくらいです。「誰かが保育園や幼稚園から呼び出しを受けて、仕事を抜けなければならなくても、皆が理解してくれます。」現場組織の基本となっている「無駄のない」リーン生産方式の原則のおかげで、このような状況であっても問題ありません。製造チームの一人一人が同じ作業プロセスを行うので、急な連絡があって交代が必要であっても全員が対応可能です。

Franziskaは、家族と仕事の間の両立は、組織が考慮すべき問題だと考えています。また、現場を預かるマネージャーとして仕事に情熱を注ぐ一方で、仕事を離れれば等しく母親であることに情熱を注ぐ人です。万が一「緊急な案件」が入ってきてしまった場合は、 現場と従業員に目を向け、製造が滞りなく進むよう対応します。Franziskaは、子どもと遊ぶときはそのことに没頭し、ほかの場合でも同様にほかのことに考えを巡らすというように、普段自身がこなす役割の切り替えを楽しんでいます。ですがそうして目の前のことに集中していなければ、「子どもにすぐ気づかれてしまいます」と笑いながら答えます。Franziska Kunzは正直な人です。「ただ」主婦をしているだけでは、自身が十分に充実しているとは思いません。そして、物事の両立と変化を楽しんでいます。だからこそ、Franziskaは、家族の世話をしながらできる仕事を作ることを大事に考えています。Franziskaは、「人は、チームで一丸となって物事に取り掛かり、お互いに支え合ってこそ、変化を起こすこごとができると考えています。」と自信をもって言います。また、Franziskaは自身のビジネスの知識や先進的な経営原則の理解を人に伝えることにも力を注いでおり、1999年から地元のChamber of Industry and Commerce(IHK ― ※商工会議所)に加わっており、今では名誉会員として関わっています。当初、「ビジネス・ジュニア」会員として、若手ビジネスパーソン同士のネットワーキングと主要な経済・社会問題について話し合えるフォーラムを始めました。現在は、IHK総会の会員であり、そして地方の企業を支援するLEADER地域の調整委員会の委員でもあります。仕事、家族、そして社会に全身全霊で取り組むこと、それがFranziska Kunzという人生の生き方です。

← 戻る