家族のような雰囲気でビジョンのある発想をすること、それが私たちの仕事の仕方

Kim Pflugerは、Swiss Federal Institute of Technology Zurich(ETH:スイス連邦工科大学チューリッヒ校)を卒業するやいなや、力センサの剛性値計算と測定を行うというワクワク感のなさそうな仕事でキャリアがスタートするという何とも大変そうなルーチン業務に飛び込みました。しかし、誰しも、キャリアをスタートするということは常に難しいことを知っています。Kimの場合も例外ではありませんでした。Kimは、そんな中、次のプロジェクトで構想・試作段階から最終製品完成にいたるまでをリードする機会を得ることになりました。プロジェクトタイトルは「振動子ベースの力センサ開発」です。このプロジェクトが、彼にとってキスラーの多様な分野と技術の深層を看破する素晴らしい冒険となりました。ジュニアセンサ開発者として、Kimはグループ内外での連携を通して、研究・開発や知識移転で多くのことを学びました。業務に勤しみ時が経つにつれ、Kimの中で測定技術の世界に注ぐ情熱がますます育ち、今ではKimの閃きの源になっています。

3年が経ち、Kimは社内で新たな職務に異動することになりました。Weigh In Motionセンサ開発チームのリーダーとして、Kimは、研究所の環境条件下だけではなくセンサが機能を果たす道路上など実際の屋外環境でも、製品試験に注意を払いました。その中で、会社で起きる大きな変化や新しい技術、アプリケーション、そして満たすべき要件といった環境が、これこそまさに技術者に適した職場だと高く評価しています。また、目まぐるしく変化する仕事の環境と、地に足の着いた家族経営という安定性のバランスもKimがキスラーを気に入っている点です。成長する勢いには目を見張るものがあります。そして、Kimは、「私はここでは単なる従業員の一人ではないのです。」と言い表します。キスラーでは多くの業務が社内で対応され、従業員が個人レベルでプロジェクトのあらゆる段階をサポートし、経験することができるのが特長です。

ジュニアセンサ開発者からキャリアを歩み始めたKimは、年を重ねるごとに製品やアプリケーションの幅広い経験を積み、それが自己の成長につながっています。業務を通して、さらに管理経験を積み上げたいという欲求が高まっており、自身のキャリアの次のステップとして海外に出向したいという想いがありました。アメリカのバッファローで開発責任者の退職があったことで、Kimは自身の伴侶と共にアメリカに赴き、この役職に就くという機会を得ることができました。

Kimは、より多くの責任を負い、起業家のように考えて行動することになるこの機会に感謝しています。しばらくは、ソフトスキル関連の業務に追われ、技術的側面は後回しになりそうです。人脈を築き、シナジー効果を発揮して、世界中でキスラーのグローバリゼーションを推し進めていくというやりがいが、新しい文化を体験しつつ日々最善を尽くすKimのモチベーションになっています。Kimの出向期間はもう1年ですが、それで滞在終わりなのかは誰も知る由はありません。もしかしたら、滞在延長の機会を得て、アメリカンドリームの生活をもう少し長く続けることがなきにしもあらずです。

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